桜に想いを重ねて・・・
気持ちのいいお天気が続きますね。
今日は子どもたちとお弁当をもってお花見に出かけました。
こんにちは。香房Bonheurです。
桜の咲く時期になると、前職の在職中に
生徒の皆さんに話していたことを思い出します。
春
桜は、一斉に薄紅色の可愛らしい花々を咲かせる
夏
花を落とした桜は、われ先にと黄緑色の新芽を伸ばし、
真夏には、太陽の光を存分に浴びて、
その幹に栄養分をどんどんと蓄えていく
秋
緑色だった葉が、赤や黄色に紅葉して
その後、次第に葉を落とし、
迫りくる寒さに備えていく
冬
休眠芽となった花芽は、
厳しい寒さに耐えながらも春を待ち続け、
待ちわびた気温の上昇とともに、花芽を開いていく
そしてまた春
桜は一年間蓄えた美しさを、
私たちに存分に見せてくれる…
だから、来年の春に自分の桜が咲かせられるように、今年一年がんばろう!と。
こんな話をしていました。
現場を離れた今、改めて考えてみると、
これって、中学生に向けてだけ当てはまるものではないな、と。
人間だれしも。
可憐に花開くということは、
暑い夏の時期も、台風の強風も、冬の寒さや木枯らしも、全部乗り越えて
その間、腐らずあきらめず、エネルギーを少しずつ蓄えていく
という過程があるからこそ。
あぁ、今の私はどの季節にいるんだろう。
夏? 秋? 冬?
どこかはわからないけれど、
まだまだサクラが咲いていないことは確か。
雨が降ったら、水の恵みに感謝して、
風が吹いたら、その動きに身をゆだね、
毛虫がついたら、自分が健康に生きていることを喜び。
そういう日々の生活が、
いつか満開の桜につながったらいいな。
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